第106回 看護師国家試験 概要
2月19日に看護師国家試験が行われました。第106回は過去問題があまり通用せず、不適切問題も8問あったため、終了直後から批判が殺到し、一般問題のボーダーラインが例年は60%代ですが、この年は約57%とある意味異例の年となったようです。
不適切問題とは
「状況設定が不十分で正解が得られない問題」のことです。
試験の緊迫した状況の中で一生懸命に悩んで回答しても、厚生労働省の発表のように「採 点 対 象 か ら 除 外 す る」という言葉で片付けられてしまうのです。
また、模範解答の他にも正解の条件に当てはまる選択肢がある場合、それを選んだ者は正解(加点)として扱われることもありますが、どの選択肢も正解に当てはまらない場合には問題自体が間違えているということになります。