【必修問題】家族形態の変化

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【必修問題】看護の対象としての患者と家族

看護師国家試験出題範囲 目標Ⅱ.看護の対象および看護活動の場と機能について基本的な知識を問う。の『大項目』中に「看護の対象としての患者と家族」があり、『中項目』には今回のタイトルである「家族形態の変化」があります。小項目として問われる内容は以下のとおりになります。

  • 家族の多様性
  • 構成員の変化
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家族の多様性

一般的には、父と母と子ども達が暮らす家庭を標準世帯とすることが多いですが、現代の日本では、母と子どもだけ、あるいは父と子どもだけの家族であったり、女性の独り暮らしや婚姻関係にない男女が生活を共にしたり、女性同士、男性同士の生活であったりとさまざまな家族の形態があり、多様化しています。

構成員の変化

1世帯当たりの家族構成員

平成25年平成26年平成28年平成29年平成30年令和元年
2.51人2.49人2.47人2.47人2.44人2.39人

家族構成員は、減少傾向になっています。
世帯構造別にみると核家族世帯は、全世帯数の約60%を占めており最も多くなっています。
さらに詳しく世帯構造別にみると、 単独世帯が最も多く、次いで核家族世帯の夫婦と未婚の子のみの世帯でした。

令和元年度

核家族世带59.8%
単独世帯28.8%
三世代世帯5.1%
その他6.3%
夫婦のみの世帯24.4%
夫婦と未婚の子のみの世帯28.4%
ひとり親と未婚の子のみの世帯7.0%
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