下痢は、細菌やウイルス性の腸炎、消化不良、風邪などが原因で起こります。
下痢には、腹部の温罨法が効果的です。
また、脱水症状を起こすこともあるので、水分の摂取は欠かせません。
さらに、ひどい下痢のときは腸液で皮膚がただれることがあるので、肛門の周りの皮膚を清潔に保ち、ケアする必要があります。
大腸は水分や電解質を吸収しており、下痢をするとカリウムの排泄が増え、低カリウム血症になります。
低カリウム血症
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カリウム濃度の低下には多くの原因がありますが、通常は嘔吐、下痢、副腎の病気、利尿薬の使用が原因で起こります。
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カリウム濃度が低下すると、筋力低下、筋肉のけいれんやひきつり、さらには麻痺が生じるほか、不整脈を起こすことがあります。