【各論】感覚過敏・鈍麻

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【各論】感覚過敏・鈍麻

感覚には、皮膚や粘膜の感覚器からの触覚や痛覚(表在感覚)、骨膜や筋肉、関節からの位置感覚や運動感覚(深部感覚)、内臓感覚などがあります

感覚異常とは、外部からの刺激がない状態で感覚を自覚するもの、逆に刺激がある状態で本来感じるべき感覚とは異なる感覚を自覚するものです。

 

分類
感覚鈍麻: 感覚の減弱や消失によるもの
感覚過敏 : 感覚が強調されて感じるもの
異痛感 (洋服が触れただけでぴりぴりするような感覚) など
蟻走感 (蟻がはっているような感覚) など

障害部位からみた感覚障害の診断

分類 原因 おもな症状や疾患
1. 神経の障害(ニューロパチー)単一神経障害 物理的圧迫、血管炎 正中神経麻痺 (猿手)、三叉神経痛
1. 神経の障害(ニューロパチー)多発神経障害 糖尿病 、抗癌薬の副作用 糖尿病性神経症
2.神経根の障害 脊髄の神経根 (感覚は後根)の障害 椎間板ヘルニア、 後縦靭帯骨化症
3. 脊髄障害 (ミオパチー) 脊髄の障害 脊髄損傷、 多発性硬化症
4. 脳の障害 脳血管疾患 、脳腫瘍 片麻痺

 

 

 

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