【各論】高体温、低体温

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【各論】高体温、低体温

体温はどのくらい上下するものでしょうか? 通常、体温は朝6時頃が最も低く、最も高くなるのは午後2~8時頃です。 その温度差は0.5℃程度です。

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微熱・高熱

微熱:37℃~37.9℃
高熱 : 39℃以上
その間の熱を中等度熱といいます。

正常な状態では、体温は視床下部の体温調節中枢によってコントロールされ、42℃を超えることはありません。
体温は42℃を超えることはない。

しかし、熱中症や悪性高熱症による高体温症の場合、体温調節ができなくなり42℃を超え、体内のタンパク質が変性し死に至ります

低体温

低体温症は、一般に低温に長時間さらされることで起こりますが、絶食や飢餓による栄養状態の悪化、熱産生の困難、甲状腺機能低下症などが原因となる場合もあります。
低体温症は、体温が35℃以下になることと定義されています。

体温が35℃以下になると、生命の危機を感じて交感神経系が刺激され、正常な体温を維持しようと皮膚血管収縮、震え、筋硬直、頻脈、血圧上昇、呼吸促迫などの寒冷反応が現れる。

特にシバリングは寒冷刺激によって誘発される骨格筋の小さな不随意運動であり、骨格筋の収縮は熱産生を促進する。

体温が35℃以下になると、血圧、呼吸数、意識などが低下する。体温が32℃以下になると心拍が異常になり、さらに体温が下がると死に至ります。

低体温の程度深部体温生体の変化
軽度低体温35°C
33°C
健忘、 構音障害
洞性徐脈、心房細動
中等度低体温30°C
28℃
昏睡、瞳孔散大
刺激による心室細動
高度低体温25°C
23°C
心室細動
角膜反射消失
超低体温20°C心停止

症状

前駆症状: 悪寒・戦慄
自覚症状 :熱感、発汗、倦怠感・ 脱力感、関節痛・筋肉痛、頭痛・頭重感・めまい、食欲不振・ 悪心・嘔吐など
他覚症状: 顔面紅潮、 乾燥、 嗜眠など

熱型の種類

出典:看護roo!熱型の種類

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